スヌーカー専門店 ブロードウェイコート
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キューの豆知識  ・スヌーカーキューに関する
  豆知識です。
キュー全体
1インチ=約2.54cm 1オンス=約28.35g 
キュー全体キュー先シャフトバット



【キュー全体】
 
1.長さ
一般的にキューを地面に立てたとき、自身の肩の高さより1〜2インチ程度長いのが、そのプレイヤーに適した長さといわれています。
しかしブリッジやグリップの位置、手の長さ、フォームなどで、適した長さは変わってきてしまいます。
また、あまり短いキューは、キュー自体が硬くなってしまう傾向があります。
販売されているキューは55〜58インチ(フルサイズ)がほとんどです。
※購入時には、少し長めのキューをお勧めします。
 
2.重さ
スヌーカーキューの重さは17〜19オンス程度です。
プレイやがー感じる重さは、キューのバランス(重心)の位置によって違います。
キュー先よりにバランスがあるキューを「前バランス」、バットよりにあるキューを「後ろバランス」と言ったりもします。
これはプレイヤーの好み、感覚なので、一概にどちらがいいとはいえません。
一般的に軽いキューの方が切れがある、重いキューの方がパワーがある、と言われています。
 
3.つくり方
当ショップで表記している「つくり方」は、大きく分けて「マシンメイド」と「ハンドメイド」の2種類です。
「マシンメイド」はその名の通り、ほとんどの工程を機械によって作られたもの、「ハンドメイド」はシャフトとバットの組み合わせなどを職人の手によって作られたものです。
キューの性能に差が出るとは思いませんが、「ハンドメイド」の方が高価になってしまうのは世の常です。
見分け方は「たけのこハギ」の部分が直線的になっているものが「マシンメイド」、曲線を帯びているのが「ハンドメイド」です。
 
4.キュータイプ
キューのタイプはジョイントの有無、位置などによって、当ショップでは4タイプに分けて表記しています。
ジョイントのない「ワンピース」は、持ち運びは不便ですが、打球感が直接グリップに伝わってくるため人気があります。
ジョイントがセンターにある「ツーピース」は、ジョイントをはずした状態でポケット用キューケースにも収納できたりと、持ち運びが便利です。
キュー先からキュー全体の3/4にジョイントのある「スリークォーター(3/4)」は、「ワンピース」と「ツーピース」の長所を取り入れています。
現在最も生産されているタイプです。
その「スリークォーター」に3/4エクステンション(ロングバット)が付属しているのが、「スリーピース」です。
全てジョイントを取り外すと3本になるので、そう呼ばれています。
 
5.仕上げ
スヌーカーキューでは、特殊なオイルを使った「オイルフィニッシュ」という仕上げをするメーカーが多くあります。
もちろんポケットキューのように、ニスでコーティングした、ニス仕上げをするメーカーもあります。
「オイルフィニッシュ」の利点としては、コーティングをしないので、木が持つ独特の質感がいき、また、ストロークをする際に滑りやすくてスムーズ、ということが上げられます。
しかし、どうしても外気と触れやすくなるため、曲がりやすい、傷つきやすいといったこともあります。
逆にニス仕上げでは、コーティングされるので曲がりや外傷には強いですが、木が持つ質感は失われてしまいます。


【キュー先】
 


キュー先

1.ティップ
ティップはブルー系、積層系の2種類に大きく分けられます。
化学的な加工のしてあるブルー系ティップは、一般的に柔らかいといわれるものが多く、キューボールが小さく軽い(ポケットに比べて)スヌーカーでは、食い付きを考慮してか、好んで使われます。
代表的なものはブルーダイヤモンド、エルクマスターで、そのシェアは9割以上ではないでしょうか。
しかしブルー系ティップには製品のばらつき、いわゆる当たりハズレが多いのも事実です。
それに対して積層系ティップは、薄くなめした皮などを重ねて作られています。
今まではスヌーカーではあまり使われてませんでしたが、最近各メーカーがスヌーカー用の製品を開発しており、徐々に普及してきています。
ブルー系に比べ製品のばらつきが少なく、長持ちするのが特徴ですが、そのぶん高価なものが多いようです。

2.ティップサイズ
ティップの直径(正確にはフェローの直径)をティップサイズといいます。
9〜10ミリが一般的で、スタンダードサイズは9.5ミリです。
このサイズに合わせて9ミリ、10ミリ、11ミリのティップが販売されています。
細い方が切れますが、撞点をとらえるのが難しくなり、逆に太いと切れはなくなりますが、キューボールをとらえるのは楽になります。
余談ですが、マッシュルームといわれる、フェローからはみ出したティップをほとんどカットしない形を好むプレイヤーもいます。
構えたとき(特にレスト使用時)に、キュー先がどこまでキューボールに近づいているかがわかりやすい、といった利点があるようです。
 
3.フェロー
フェロー(先角)は、キューボールを撞く際の衝撃からキューを守る役目を果たしています。
スヌーカーでは、真ちゅう製のフェローが主流です。
スヌーカーキューでポケットをプレーしていると、衝撃に耐えられなくなるのか、フェローが緩んで異音がするようになることがあります。


【シャフト】
 
1.シャフト材
シャフトに使われる木材はアッシュ、もしくはメイプル(かえで)です。
アッシュはメイプルに比べ硬く、独特の打感が多くのプレイヤーの支持を受けています。
またスヌーカーキューに使われるメイプルも、ポケット用のものより硬い種類が使われることが多く、少数派ながら愛用するプレイヤーがいます。
アッシュとメイプルの流通している割合は、9対1くらいではないでしょうか。
見分け方は、アッシュ製シャフトに入っている木目です。
この木目は、加工段階でインクを入れて出していて、綺麗に木目の入ったキューはとても人気があります。
逆にメイプルを好むプレイヤーは、木目の入っていないシャフトのデザインがいい、といいます。


※画像はアッシュ製シャフトです
シャフト

2.テーパー
英語で書くと「tapered」、先がしだいに細くなること、です。
シャフトがどういうテーパーか、つまりどのようにキュー先に向かって細くなっているかにも、そのキューが持つ特徴が現れます。
基本的に細めのテーパーのキューには切れがあり、太めのテーパーのキューにはパワーがあります。
もちろん、シャフトに使われている木材が、最もそのキューの性格を決めますが。
また各メーカーにも生産しているキューのテーパーには、そのメーカーがどのようなキューを作ろうとしているのかが反映され、それぞれの特徴があるようです。
文章で表現するのは難しいのですが、英国のメーカーはしっかりしたパワーのあるテーパーでキューを作る傾向が、アジアのメーカーは細く切れのあるテーパーでキューを作る傾向があります。


【バット】
 

※画像のバットはエボニー、ホワイトベニヤ、キングウッドです
バット

1.バット材
バットにはエボニー(黒檀)が多く使用されます。
エボニーはとても硬く、重いといった特徴があり、よく研磨することによって、綺麗な光沢が出ます。
しかしその硬さの反面、割れやすいこともあり、温度、湿度など管理には注意が必要です。
また、数は少ないですが、ローズウッド(紫檀)や、シャフト材の延長(デザイン的に)としてアッシュも使用されます。
シャフトとバットの接合部分、たけのこハギはスヌーカーキュー定番のデザインです。

2.バットの装飾
バット部分にはさまざまなカラーのベニヤや銘木を使って、装飾が施されています。
代表的な銘木にはキングウッド、オリーブウッド、ローズウッド、チューリップウッドなどがあります。
装飾部分が一枚のものをシングルフェイス、全面四枚のものをフォーセカンダリーといいます。
バット正面のフェイスにはカットが入っていて、これはスヌーカーの起源とされている、芝生の上で行われていた競技の名残からきているようです。
また、装飾のまったくない、エボニーのみで作られたシンプルなデザインのキューも、とても人気があります。
 
3.ロゴ(ネームプレート)
フェイスのバットエンド付近には、各メーカーのロゴがあしらわれています。
ロゴにはそのキューの名称や、メーカーのロゴマークがデザインされ、各メーカーのこだわりが伺えます。
四角いプレート状のものは「スクウェアロゴ」といわれ、クラシカルなデザインです。
 
4.バットエンド
キューの一番下、お尻の部分をバットエンドといいます。
バットエンドの直径は、通常28〜31ミリ程度です。
バットエンドに、スティーブ・デイビス(世界選手権優勝6回)が考案したとされる、バットエンドジョイントが加工されたキューがあります。
このバットエンドジョイントがあることによって、スクリューオンタイプのエクステンションを取り付けることができます。
ちょっと届かないときや、レストを使う場面で、しっかり取り付けることのできるスクリューオンタイプのエクステンションは、とても便利です。



キュー全体キュー先シャフトバット


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